「いいね!ときがわ」概要

2021年12月4日(土)8:30~16:00、ときがわネットワークとして初めて企画した「いいね!ときがわ」を開催しました。

このイベントは、地元ときがわ町の中学生に町内のいろんなところを巡ってもらい、参加者自身がお気に入りの場所やものをカメラで撮影してもらうというものです。

子どもの視点から見たときがわ町の姿を知るとともに、子どもたちにときがわ町について知ってもらうことを目的にしています。

当日のスケジュールは以下のとおりです。

1日のスケジュール

8:30 都幾川公民館に集合
8:40 写真講座(自分発見、カメラの使い方、写真の撮り方、撮影練習)
10:30 くぬぎむら体験交流館(撮影、ひもかわづくり体験、昼食)
12:25 越沢稲荷の大杉(徒歩移動、撮影)
13:40 慈光寺(撮影)
14:40 三波渓谷(撮影)
15:15 明覚駅(撮影)
15:50 都幾川公民館にて振り返り、終了

その1で公開した内容はこちら
その2で公開した内容はこちら

三波渓谷

次は山を下って三波渓谷(さんばけいこく)へ。

三波渓谷はときがわ町役場観光推進室の伊得さんからのリクエスト。
ときがわ町といえば、山や木のイメージが強いですが、川や清流といったイメージも強いということで、その象徴として三波渓谷を取り上げることにしました。

さすがにこの時期は太陽の光が差し込まず、かなり風も冷たいです。
夏は大勢の人でにぎわう場所ですが、今はサラサラときれいな水が流れていました。

寒く静かな中で川を流れる水の音を聞いていると、なんだか神聖な気持ちにもなります。

ほとんど会話もなく、じっと「世界」に目を凝らしながら、気になったところを写真におさめていました。
みんな、どんなことを考えているのでしょうか。

(私が撮った写真はこちら。)

ひたすら水がキレイ

JR八高線・明覚駅

最後の訪問場所はJR八高線の明覚駅です。

無人駅にはなってしまいましたが、建物は相変わらずかわいらしく、2021年4月からは観光協会もこちらに引っ越してきました。

みんな疲れているとは思いますが、最後の力を振り絞って、じっくり観察しつつ写真を撮っていきます。

私もスマホのバッテリーがなくなりそうになりながら、最後までなんとか撮りきりました。
(残り2%!)

マクロな視点とミクロな視点を使い分けるといろいろなこと・ものに気づくものですね。

(私が撮った写真はこちら)

西日の中の明覚駅のたたずまいがキレイで
銅鏡のタテ
もうつぼみが?・・・
この建物使えそうじゃない?(このへんから邪念が・・・)
この並びはなんとかしたい(まだ邪念)
ほれぼれする姿

撮影は以上です。
お疲れさまでした。

振り返り・感想

最後の行程を終え、都幾川公民館に戻ってきました。

せっかくなのでお一人ずつ感想をもらいます。

●ジョニー
「自然を撮りたいと思っていたが、カメラを通して見ることで自然だけじゃない『いいなあ』と思うものに気づけた」

●たもっちゃん
「とにかく楽しかった! いつも明覚駅に行くときは友だちと話しながらなので風景はあまり気にしたことがなかった。中学校でも写真の授業があったらいいな」

●タケ
「自然が多いのが好きだったけど、最後におもしろいと思って撮ったお気に入りの写真は自然ではなくて、おもしろい形のパイプだった。山奥にうどん屋さんがあるなんて知らなかった。見るところがたくさんあると感じた。明るさが調節できるのが良かった」

株式会社ヒトのお三方からもフィードバックをもらいました。

●株式会社ヒト
「同じ場所でも自分のペースでいろんな写真を撮っていたと思う、自分のストーリーを追体験しながら撮っている様子も見られた。それを表現できていたと思う」

また、1日お付き合いいただいた保護者のお二人からもコメントをいただきました。

●Uさん
「お昼もおいしかったし、楽しかった。ありがとうございます」

●Tさん
「住んでいるけど行ったことがないところがたくさんあった。一人だとなかなか行かないけど、みんなでいくと勇気を持って写真を撮ることができた」

皆さま、1日ありがとうございました!

振り返りの様子

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この後、参加者が撮った写真は、それぞれの個性をもとにプロのカメラマンが写真を厳選してくれます。
厳選した写真は「いいね!ときがわ」のギャラリーサイト(現在は仮写真を配置してあります)にて2022年1月頃に公開する予定です。

写真の出来上がりが楽しみです!