ここから武蔵コンソーシアム観光・歴史分科会

まなびしごとLABの風間です。

2023年1月27日(水)13:30~15:00、ここから武蔵コンソーシアムの観光・歴史分科会に参加しました。

1月25日の産業振興分科会に続き、2つめの分科会です。(産業振興分科会の様子はこちら。)

この日の参加者は7名でした。

差し支えない範囲で当日の意見交換の様子を書き留めておきます。

※ちなみに1月31日には防災・環境保全分科会、2月1日には教育分科会の開催が予定されています。

観光・歴史分科会メモ

Aさん(自治体関係)
・観光の振興は地域の課題
・資源としての文化財は存在はするが、スポットを浴びるムーブメントのようなものを起こすことができないか(大河ドラマのような)
・来る人が多い観光スポットはあるが、そのまま帰ってしまう。他の観光資源への回遊性がないという課題


・歴史も一つの観光資源になりうる
・一方で歴史・文化は、地域のモノやコトにストーリーを付加し、地域資源を強化するツールとすることもできる
・そのような歴史・文化を背景としたストーリーが、地域独自のもの、差別化につながる

Bさん(大学関係)
・若い人たちのアイデアで、学生に発信してもらうというやり方も
・大学のゼミのテーマ、授業で題材にするというやり方もある
・歴史・観光分科会からテーマを投げかけるなど

Aさん
・大学生に地域内の観光スポットを巡ってもらい、動画で発信してもらったことがある


・ゼミでテーマ探している?
 →(Bさん)
 1、2年生を対象にしたゼミ形式の授業があり、「地域」をテーマにしている

・その結果は地域に還元されている?
 →(Bさん)
 地域や自治体向けの発表の機会はあまりなかった。数年前に、関係団体に対して提案したことがある。最近は夏祭り、手作りワークショップという形で活動している

・ゼミ生の数は?
 →(Bさん)
 年によって違うが20人前。半期で終了するのでそのタイミングで発表することも可能。学生にテーマを考えてもらうようなこともいいのでは。
 専門課程に分かれる前に、ゼミ形式のやり方を体験し、研究する姿勢を早期に身に付ける目的

事務局
・ほかの大学でもやっている?
 →(Bさん)
 1、2年生からゼミをやっている大学はあまりないと思われる

・これまでのゼミでは行政の参画はあったのか?
 →(Bさん)
 特に市の関わりはなかった

・行政の課題解決もコンソーシアムの目的の一つなので、行政の関わりもある程度あるといい

Dさん(民間)
・大東文化大学の歴史ガイドはみんな楽しんでいた
・学生の目線が入ることで新鮮さを出せるのでは
・コンソーシアムで実施したときに、学生に発表の場を設けることはできる?
 →(Bさん)
 授業なので毎年学生が変わる。活動が終わった後に集まるのは難しい。担当教官が今までやってきたことを話すことはできるかもしれない

・分科会にしたのは、支援プロジェクト制度で活動を活発化したいという目的もあった

Bさん
・学生に分科会に出席することはできると思う


・行政への貢献もあるといいという点で、学生の研究に、地域で一緒に取り組みたい人も参画できるようにするといいのでは
・駅周辺の活性化は坂戸市の課題でもある

Aさん
・大東文化大学の歴史ガイドは、観光業に就職を考えている学生の方にとって将来の仕事につながる取り組み
・理工系の大学で取り組む場合に、観光・歴史がテーマでいいのか?
・理工系の大学であればIT系に強みがあるのでは。たとえばEスポーツのようなものとか
 →(Bさん)
 観光・歴史に関して専門性の高いことはできない。1、2年生のゼミでは専門性の枠を取り払って、「ここに住みたいと思えるためには」という視点で取り組んでいる。
 また学内にはeスポーツのサークルもある。

・少子高齢化は東松山市としても大きな課題

Bさん
・若い世代の移住を図ることについて、外国籍の方の移住が増えている自治体がある。転入する際に、小学校に入る前にプレクラスを実施している
・ここから武蔵コンソーシアムで、プレクラスを支援する動きができないか。たとえば地域の歴史、分野の教育などで


・プレクラスに関する大阪の事例があるよう。

事務局
・学生の活動だけにとどめるのはもったいない
・より広い展開が考えられるといい

Bさん
・川島町でやったことがあるが、いろんなアイデアが出た
・学生が将来地域がどうなったら住みたいと思えるかを探究していく
・いろんなことを研究しているサークルがある

事務局
・自治体に提案し、自治体がそれを採用するような動きが出てくるとおもしろい

Aさん
・自治体では、いろんな大学と協定を結んでいる。


・大学にテーマを投げかけて、あとは学生にお任せというのでは無責任
・コンソーシアム会員も自分事で一緒に取り組んでいけるといい
・どういう目的を設定していくか

Bさん
・たとえば月1回分科会を開催して学生も入る。発表の練習にもなる
・ゼミで提案した内容を、継続して分科会で実施に向けて検討していくのはどうか


・提案されたものをどう扱うか
・提案だけで終わったらもったいない
・提案されたものを実施に向けてコンソーシアムで取り組めると、お互い真剣になる
・ゼミ終了後に自主的に関わりたい学生は継続して関わってもらうのもいい

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次回の分科会に向けて、大学との連携可能性を検討していくことになりました。

地域をフィールド・題材にしたLPBL(Local Project Based Learning)は私個人の事業テーマでもあるので、今後が楽しみです!

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