ここから武蔵コンソーシアム防災・環境保全分科会

まなびしごとLABの風間です。

2023年1月31日(水)13:30~15:30、ここから武蔵コンソーシアムの防災・環境保全分科会に参加しました。

1月25日の産業振興分科会、1月27日の観光・歴史分科会に続き、3つめの分科会です。
※産業振興分科会の様子はこちら
※観光・歴史分科会の様子はこちら
※ちなみに2月1日には教育分科会の開催が予定されています。

この日の参加者は8名でした。

差し支えない範囲で当日の意見交換の様子を書き留めておきます。

防災・環境保全分科会メモ

Aさん(大学関係者)
・資料について説明
・問題意識
 ①国・自治体が管理しているデータが活用しきれていない
 ②河川(国交省、県)の枠を超えた比企地域河川を含めた防災対策が必要
 ③森林環境譲与税税度が活用しきれていない
 ④比企丘陵の谷津田農業システムが日本農業遺産登録後の動き
・比企地域における里山データ連携基盤の構築

Bさん(大学関係者)
・環境DNAを専門に研究
・生物多様性調査も可能

Aさん
・沼普請などは子どもにも人気
・なじみやすいイベントしてやるのもいい

Bさん
・地域貢献、学生の教育上も子どもに触れ合う、調査に参加するのは有意義なこと
・つかまえづらい魚の調査機会にもなる


・里山データ連携基盤は対象エリアが広い、分野も幅広い
・いろんなことができるんだろうなと思う反面、具体的なイメージができず専門家でない方からすると縁遠く感じる
・素人でも気軽に関われる小さな取り組みがあると、一般の方がわかりやすい
・専門性の高い分野と一般の方が関わる分野との組み合わせがあると、地域内での周知が図れるのではないか

Cさん(民間企業)
・河川氾濫シミュレーション、土石流予測モデルを業務で扱っている
・VRの活用も考えられる
・環境調査、環境アセスメントも行っている
・里山データ連携基盤の構築に協力可能

Dさん(事務局)
・里山データ連携基盤はいろんなことができるだろうと思うが、小さなことから始められないか
・里山データ連携基盤をつくろうとしたらどんな環境が必要か?

Aさん
・パッチワーク的なやり方 できるものから使っていけばいい
・地理院地図を基図にして、情報を重ね合わせていくことが可能
・地理院地図はタイル画像が管理されているので使いやすい
・敷居が低いものから取り組んでいく

Eさん(自治体関係者)
・担当課を交えて調整が必要

Fさん(民間企業)
・里山データ連携基盤をつくることそのものは大きな動き
・ここから武蔵コンソーシアムの中では、もう少し身近なところにアプローチしていってはどうか
・たとえばいろんなデータをまとめておくことから始めるなど

Eさん
・里山データ連携基盤とはオープンデータのようなもの?

Aさん
・オープンデータとは違い、この業務には使えるがほかの業務には使えないといったことが出てくる(個人情報、目的外利用)
・今までの事例だと、個別の企業などと契約を結んで使えるようにするというようなことをやっていたが、それだと事務が煩雑になる


・オープンにすることで、便利になる反面、リスクもある
・希少種の生育地は公開してしまうと悪用されるおそれもある。保護する団体のみが使用できるようにするなどの配慮が必要
・公開しても問題ないところからやってみる
・どの組織がどんなデータを持っているか、どんなデータがあったらいいかをリスト化してみるとイメージしやすくなるのでは

Bさん
・オープンにできるところとできないところは区別して考える必要があるのでは

私→Eさん
・貴自治体では防災に関してどんなところが課題になっているのか?(たとえば土砂崩れリスク、河川の氾濫リスクの予測など)

Eさん
・災害時の情報発信
・今は防災無線を使っているが聞こえない方もいる
・SNSの活用ができないか

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Aさんからの提案に基づき、次回以降はまずはどこから着手するかということを検討していくことになりました。

それぞれの持つデータを共有しながら、有効に使うことのできるプラットフォーム構築を目指していきます!

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