ときがわ町小中学校でのICT研修を実施しました(萩ヶ丘小学校)

10月から始まった、ときがわ町の小中学校の教員向けICT研修。

3回目は萩ケ丘小学校でした。
ラーンネクストの栗原直道さんとともに。

校長先生、教頭先生を含め、9名の先生方に参加していただきました。

軽く自己紹介をいただいた後、事前アンケートの結果を共有します。
玉川小学校、明覚小学校と同様、萩ケ丘小学校でも「ICTを授業でうまく活用したい」という期待が大きい結果となりました。

Zoomは機能がシンプルなのでどんどん使った方がいい、ということでさっそく実践。

萩ヶ丘小学校の端末にはカメラがついているので、画面越しにお互いの顔が見えることに大興奮の先生方。
新しい経験に、子どものようにキラキラした表情です。
校長先生や教頭先生も、ほかの先生方と同様に取り組まれているのがすばらしいですね。

画面の見え方やチャットの入力、保存方法を学んだ後、初のブレークアウトルームを実施。
萩ヶ丘小学校は3校目ということもあり、私たちも慣れてきました。

オンラインでのグループワークも、このようにして実施することができます。
全体ミーティングに戻ってきて、意見交換の内容をチャットで共有。

「楽しい!」
「もっといろんな機能を使ってみたい」

という意見が多く見られました。

次回に向けた期待としては、「ホストの機能を知りたい」「自分でミーティングを開催できるようになりたい」という意欲的な発言も。
いろいろな機能を学ぶうちに、授業に置き換えて、自分だったらどんな授業ができるか想像力が膨らんでいる様子。

研修後の校長先生、教頭先生との意見交換では、Zoomを使った疑似授業のようなことが持ち回りでできないかというような話も出ました。

明覚小学校、玉川小学校もそうでしたが、終始明るく、楽しみながらZoomを学んでいる先生方の様子が非常に印象的でした。
教え上手は学び上手。
このような先生方の教えを受けられて、ときがわ町の子どもたちは幸せです。

今年度は、教育委員会や各学校との話し合いを踏まえ、休校時に備えて子どもたちとのリモートでのコミュニケ―ション方法を確立すべく、Zoomの基本的な操作を学ぶこととしています。
Zoomを使えるようにすることで、授業のやり方にもバリエーションが増え、いろいろな展開が期待できます。

ICTを取り入れた学習の展開を、私たちも継続的にサポートしていきたいと思います。

(おまけ)萩ヶ丘小学校の木造×モダンな学び舎

ちなみに、こちらの小学校は、なんといっても建物がすばらしい!
埼玉県が発行している「埼玉モダンたてもの散歩」という小冊子にも掲載されていて、「木のまち」であるときがわ町を代表する木造建築物です。

ときがわ町では、「内装木質化」といって、建物の内側の腰の高さまでを木質化するという方式を取り入れて、庁舎や図書館、小中学校などを整備しているのですが、萩ヶ丘小学校はなんとオール木造!

木に囲まれていると、ストレスの軽減や湿度の調節、ケガの防止などの効果があるそう。
子どもだけでなく、大人にも良い影響があるのだそうです。

そういえば子どもたちも元気に挨拶してくれるし(といっても、これはときがわ町の子どもみんなにいえることなのですが)、先生たちも明るい方ばかりです。

図書館もステキで、このような場所で勉強できる子どもたちが羨ましいですね。