熊谷市星川エリアでまち歩き&地域のキーマン巡り
まなびしごとLABの風間です。
こんにちはー!
埼玉県関連の仲間と(ざっくりすぎ!)月1~隔月でやってみようと始めたこの企画。
夏なのにいきなり熊谷市からパート2。
この日は朝から雨模様。
少し気温が下がって過ごしやすいです(ラッキー)
今回は、前回の妻沼地区に続き、熊谷市は熊谷駅前の星川エリア。
一般社団法人星川エリアマネジメントの中島さん、植松さん、長谷川さんにアテンドいただきました。
(中島さん、植松さん、長谷川さん、前回に続き企画いただいた上田さん、ありがとうございます!)
この日に訪れた場所とお会いした方は以下のとおり。
- 一般社団法人星川エリアマネジメント 中島さん、植松さん、長谷川さん
- PLACE HALL、PLACE COFFEE
- 星川エリア
- hachi.farm(ハチファーム) 松原さん
- 参加者の皆さま(活動エリア)
馬場さんご夫婦(寄居町)
鎌田さん(埼玉県)
Kさん(飯能市)
矢ヶ部さん(小川町など)
上田さん(寄居町など)
黒沢さん(県北地域)
PLACE COFFEEで意見交換
熊谷駅直結の商業施設AZ6階にあるPLACE COFFEEさんで集合。
広々としてイベントなどもできそうな、いい場所でした。
しばし見学。
徐々に参加者の方々が集まってきました。
今回はアテンドいただく3人の方を含め、参加者は11人。
地域のキーマンの方との出会いももちろんですが、一緒に参加する皆さまとのつながりも貴重だと感じます。
ステキな皆さまとご一緒できて嬉しい!
まずはこれから回る星川エリアや一般社団法人星川エリアマネジメントの活動について伺いました。
星川エリアマネジメントは法人としては今年5月に設立されたばかりということで、事業の起こし方は勉強になりました。
特に、中島さんのお話で印象的だったのは、以下のようなことでした。
「まったくのゼロベースで事業を立ち上げることは難しい。補助金があるときだけ、予算があるときだけになってしまうと続かない。既にある関係の中で、継続的に一緒に取り組んでいただけるパートナー企業を見つけることが重要」
ただ関係を広げるだけでなく、ガッチリと手を組んでできるパートナーが必要なんですね。
北坂戸エリアでの取り組みにも活かしていきたいと思います。
星川エリアに移動しながら、星川エリアマネジメントが手掛ける事業を見て回ります。
伊藤園さんと取り組んでいる「わたしの あつさたいさくコンテスト」。
AZさんとも連携して、施設内に応募作品を展示してありました。
応募を現物ではなく、写真で受け付けるなど、作業負担軽減の工夫をされているそうです。
もう一つは、こちらも熱中症対策の取り組み。
こちらも伊藤園さんと連携して、自動販売機にデジタルサイネージを設置しています。
熊谷市出身で、滑川町の観光大使でもある「れきしクン」も登場していました!
星川エリア
いよいよ星川エリアに到着です。
星川はまさに地域のシンボルといっていい存在。
かつては伏流水、つまりは湧き水によってできた川だったそうです。
その後、農業用水不足を解消するために農業改良事業が行われましたが、伏流水が減少してしまったため、現在は農業用水にパイプを引いて、そこから水を引き込む形で星川が維持されているそうです。
実は隠れ水路マニアの私にとっては、なかなか興味深い解説版が出ていました。
そそりますねー。
星川の両岸が遊歩道のようになっていて、いい感じです。
お祭りのときなんかは雰囲気がよさそうですね。
ところどころ川床のようなものが整備されていて、野菜を育てているところもあります。
この日は高知から送ってもらったという米ナスを収穫させていただきました。
川床で野菜収穫というレア体験。
バジルなんかもあったのでハーブ園にしてもよさそうですね。
また星川にはコイなどの魚が複数種類いるようなので、野菜栽培とあわせてアクアポニックスにしたり、地元の小学校などと連携して生物観察をしたりするのもおもしろいのではないかと思いました。
そのようにして星川に1年を通じて人が集まってくれば、星川沿いの商店が賑わい、魅力的なお店も増え、エリアの価値が高まっていくのではないか。
それがエリアマネジメントという活動が目指すものなんだろうなあと感じました。
エリアをどう設定するか。
活動の目的は何か。
このエリアをどのように変えたいのか。
どんな仲間とやるのか。
これらが非常に重要だと思います。
また、エリアマネジメントとは直接は関係はないですが、熊谷市は「暑さ日本一」ということをうまく活かしているように見えます。
「日本一」だからこそ生まれる価値があります。
実際にまちを歩いてみて、見たり感じたりしたことを自分の地域でも活かしたいと思います。
hachi.farm(ハチファーム)
次は星川エリアを少し離れ、hachi.farm(ハチファーム)さんへ。
こちらでは土を使わず、ハウスでの養液栽培でトマトやキュウリなどを栽培しています。
なんと環境制御システムは自作したそう(すごい!)
作目の選び方は非常に勉強になりました。
「安定的に売れるから」。
トマトの次に売れるのがキュウリなんだそうです。
自分がつくりたいものではなく、売れるものをつくるということですね。
もちろん単価や出荷量などは季節ごとにバラつきがありますが、年間で安定的に収益があることを大事にされているそうです。
ハウス栽培をしているのも、天候による影響を受けづらいからということがあるんでしょうね。
===
子どものお迎えの都合で、懇親会までは参加できませんでしたが、非常に実りあるフィールドワークになりました。
中島さん、植松さん、長谷川さん、ありがとうございました!
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