まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2026年7月7日(火)、渋沢MIX主催「武蔵野大学 伊藤羊一教授が語る アントレプレナーシップ教育」に参加しました。

会場は、2025年7月に埼玉県のイノベーション創出拠点として、さいたま新都心に開設された渋沢MIX(ミックス)。

埼玉県出身の実業家・渋沢栄一の精神に倣い、人や企業をつなぎ、新しい事業やイノベーションを創出することを目的とした施設で、今回が初訪問となりました。

今回のイベントのテーマは「アントレプレナーシップ教育」ということで、非常に興味のある領域です。

しかも、登壇者は武蔵野大学のアントレプレナーシップ学部で学部長を務める伊藤羊一さんということで、こちらもすごく楽しみでした。

当日、学んだことや感想を以下に書き留めておきます。

「武蔵野大学 伊藤羊一教授が語る アントレプレナーシップ教育」

伊藤羊一さんの講演資料から引用

まず冒頭で羊一さんから投げかけられた質問が秀逸だなと思いました。

「世界はどんどん変わる。あなたはどうする?」

その前提として、テクノロジーの変化の大きさが挙げられます。

今やスマホとインターネットを利用することで、身の回りにある当たり前に使っているツールでいろいろなことができるようになっていて、すべてがインターネットでつながる世界(Internet of everything)になっています。

特に、昨今では生成AIの登場によって、妄想したことが実現できるようになっていることが大きいです。

そのような中で、「アントレプレナーシップ」は非常に重要なマインドであると感じます。

伊藤羊一さんの講演資料から引用

アントレプレナーシップとは、羊一さんの定義では、「やりたいことや夢に基づき、失敗を恐れずに踏み出し、新たな価値を創造していくマインド」のこと。

まず妄想から始まり、その妄想を叶えようと動き出せるか、ある意味「バカになれるか」が大事。
一人のバカが現れると、そこに共感して次のバカが集まる。
そういう熱意とノリの連鎖のようなものが関わってくるのではないかと思いました。

そのようにして自分で行動することは、「自分で考えて、決めて、創っていく世界」につながってきます。

私自身は、この「自分で考えて、決めて、創る」ことこそが、アントレプレナーシップのもっとも重要なマインドであり、アントレプレナーシップ教育で身につけるべき力であると考えています。
(比企起業大学でも大事にしている考え方です)

ここを再確認できたのは非常に大きな収穫だったなと思います。

「アントレプレナーシップ」や「アントレプレナーシップ教育」という言葉は、起業や起業家を想起しがちなため、場合によっては別の言葉にいいかえていく必要はあるかもしれません。

それでも目指す部分は同じだと思いますので、自分の事業に今回の学びを活かしていきたいと思います。

その他、羊一さんの講演で印象的だった言葉、質疑応答の内容を以下にまとメモしておきます。

講演メモ

・すべてがインターネットでつながる世界(Internet of everything)
・自分で考えて、決めて、創っていく世界
・すべて妄想から始まる
・バカになると、次のバカが集まる
 ⇒ 熱量とノリ
・アントレプレナーシップを発揮する黄金律

伊藤羊一さんの講演資料から引用

・大事なことは「みんなで夢を話すこと」
・みんなで夢を語れる環境=人の夢を笑わない、教員も学生も
 ⇒ 心理的安全性
・毎日1%(1.01倍) → 1年 37倍 → 2年 1,413倍 → 3年(高校) 53,405倍→ 4年(大学) 2,017,828倍

質疑応答

Q なぜ「アントレプレナーシップ学部」か
・本来は「自分の人生を生きる学部」
・それだけだと独りよがりになってしまうため、新しい価値を社会に提供する、社会貢献の要素を加えたら何になるかを考え、「アントレプレナーシップ」

Q 学生は何を期待してアントレプレナーシップ学部に来るか
・起業を学びたい、インタラクティブな授業など、ほかの学校にない学びや環境を求めて

Q 「こうなったらいいね」と思うものを他者にお願いするのではなく、「自分でやろう」という自分の夢になるきっかけは?
・アイデアは何でもいい
・自分で考える
・役割はリーダーでもフォロワーでもいい
・自分でそうならないといけないと気づく
・自分でアイデアを出さないと現状は変わらない

Q 学びをどう評価する?
・プロジェクトにどれだけ貢献しているか、自分で考えているか
・発言の質と量を見る
・振り返りを出しているか
・自分の言葉や想いが込められているか
・AIが使うような難しい言葉である必要はなく、自分の想い、言葉であること

Q 何から始めればいいか
・何でもいい
・どんなに小さなことでも、自分で気づいたこと、考えたことをどんどん言うように
・「それでいいのだ!」

Q 教員が芽を摘まないためには?
・全肯定につきる
・着眼点は間違っていない
・最後は細かいところはみんなで詰めていけばいい
・とにかくどんどん話せる環境をつくる

Q 夢がない学生にどう接したらいいか?
・とにかくそういう機会をつくる、情報を提供する
・好奇心が湧くように
・「すげえ」「やばい」と口に出すと好奇心が湧いてくる
・持続力は何かやったら振り返ることで生まれる
・機会提供や振り返りには教員のガイドが必要
・夢のかけらを「夢」にしていくのにもガイドが必要
・夢にするスキル=「夢と決める」

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