2025年6月日20(金)、大宮にあるM’s SQUAREにて、埼玉県イノベーション創出拠点「渋沢MIX」のオープンに向けたプレイベント「100年MIX Talk & Work」に参加しました。

500以上もの企業の設立や経営に関わり、「日本資本主義の父」としても知られる埼玉県生まれの偉人・渋沢栄一氏にあやかった「渋沢MIX」は、埼玉県のイノベーション創出拠点として、7月にさいたま新都心にオープンする予定とのことです。

渋沢MIXのオープンに先立って開催された「100年MIX Talk & Work」では、「100年」をキーワードに、伝統と革新、企業が100年続くために必要なことなどについて考える機会となりました。

ちなみに埼玉県には100年以上続く老舗企業が900社以上もあるそうで、全国的にも多いのだそうです。

以下、当日の様子を書き留めておきます。

渋沢MIXについて

・出会い、つながり、共創するイノベーション創出拠点
・渋沢MIXの主な3つの役割
①オープンイノベーションの創出・促進
②スタートアップの創出、成長支援
③イノベーションを担う人材の育成

パネルディスカッション

野川染織工業株式会社 専務取締役 野川雄気さん

・2018年 家業に入った
・創業1914年 愛で糸を染め、布に織る
・剣道着をつくっている
・今はつくれない機械
・糸から製品まで一貫生産
・元は農業の野良着
・藍染の会社は羽生市内にもとは300社あったが今は3社に
・コロナ禍をきっかけに、剣道着だけでなく生活の中で藍を使う商品を製造
・直売店もオープン
・守り抜いてきたものが、逆に革新的なものとして見直される流れが来ている

株式会社ハルファ 代表取締役 廣瀬敦さん

・テレビ朝日グループの番組制作プロダクションにいた
・川口市内の製造業を紹介する動画制作を手がけた
・江戸幕府をクライアントにしていた企業もある
・「埼玉の企業」県内企業の人材採用支援サイトを開設

MIXワーク

「なぜ100年続くのか?」「自身の活動が長く愛され続けるために、何が必要か?」について、参加者同士で考えるワークもありました。

隣り合わせた方と対話する中で、私としては以下のように考えました。

・いきなり100年にはならない
・1日の積み重ね、続けた結果、100年がある(歴史)
・自分だけで続けようと思っても続かない
・仲間(一緒にやってくれる人、引き継いでくれる人、お客さま)が必要ではないか?
・そのために、やらないことを絞る、付き合いたい人を決める
・まさに比企起業大学でやっていること

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