まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2025年12月25日(木)、埼玉県教育委員会主催の県内公立高校による「探究活動生徒発表会」に参加しました。

会場は日本薬科大学さいたまキャンパス。

県公立高校65校の生徒の皆さんが一堂に会し、日頃の探究活動の成果を発表するものです。

私も毎年参加していて、今回が3回目の参加でした。

差し障りない範囲で発表会の様子を書き留めておきます。

ポスターセッション

グループや部活動、個人によるさまざまな探究活動の成果がまとめられていました。

非常にユニークなものばかりで、内容自体は専門的でよく理解できないものもありましたが、そのテーマに込められた強い「偏愛」やちょっとした好奇心といったものまで、テーマへの想いを強く感じることができました。

なかでもおもしろいなと思ったのは、坂戸市のお隣の東松山市にある松山高校のポスターセッション。

「世の中はおもしろいことであふれている」というキャッチコピーで、20以上のテーマが並んでいました。
1人1テーマで、連続して代わる代わるリレー形式で発表を行うというものでした。

このやり方であれば効率的に多くの発表を行うことができます。

反面、一人一人に質問をすることができないので、フィードバックを十分に得ることが難しい側面もあるかもしれないと思いました。

テーマ自体は、「たこ焼きの具はたこが最適なのか?」といった身の回りのほんの小さな疑問から生まれた問いも多くありました。

「やりたいこと」というと大げさに考えてしまい、まだやりたいことがないという人もいるかもしれません。

こうしたちょっとした疑問や好奇心などを土台にしていくと始めやすいかもしれませんね。

口頭発表

今回はポスターセッションを回ったり、生徒の皆さんや先生方とお話していて口頭発表はあまり見られませんでした。

唯一、飯能高校探究部の皆さんの発表を見ることができました。

飯能高校探究部は、2023年に新高としてスタートした高校で、そのときに探究部が誕生したそうです。

部員は現在7名(3年生が既に引退したため)で、定例活動は週2回。
飯能市の魅力発信、魅力向上を目的として活動しているとのこと。

noteを中心に発信しており、その結果、市内のイベント出店やプロジェクトへの参画、商品開発など、今年度は活動機会が広がっているそうです。

高校の中で活動する一般的な部活動とは違い、高校の外(飯能市内)で活動することがメインなので、キタサカまちづくり部にとっても参考になる事例だと思います。

キタサカまちづくり部は、「大人だけ・子どもだけ」ではなく、「大人も子どもも」一緒に活動できる地域の部活動として展開していきたいと考えているので、今後は高校生や大学生、中学生の参加もできるような形を目指したいと思います。

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