まなびしごとLABの風間です。
こんにちはー!
2025年5月3日(土)、帰省したついでに気になる場所を見つけたので、急遽、プチフィールドウォークを敢行しました。
気になったのは、獨協大学前にあったTOBU icourtと、松原児童青少年交流センターmiratonです。


この周辺は、私が住んでいた頃は、もともと松原団地というマンモス団地があった場所です。
それが今は建物が新しく建替えられ、公園やショッピングモールなどもでき、すごく魅力的なエリアに生まれ変わっていました。
ちなみにしばらく前に東武鉄道伊勢崎線の駅名も、かつての「松原団地」から「獨協大学前」という名称に変わっています。
団地というと今では高齢化しているイメージがありましたが、駅名にも見られるように、獨協大学をはじめとして名実ともに若返りが進んでいる印象を受けました。
以下、感じたことを書き留めておきます。
公園とボーダレスにつながる「TOBU icourt」

まず立ち寄ったのは、TOBU icourtという商業施設です。
すぐ隣には広々とした公園があり、その間には道路?を挟んでいたのですが、「自転車は通行できません」という車止めが設置されていました。
当然、車も通行できないため、道路のような形態はあっても、公園と商業施設の間を安全に行き来することができます。
つまりは道路で隔てられてはいるものの、事実上は今流行りのウォーカブルな状態がつくられているといえます。


こんな場所ができたのは知らなかったのですごく驚きでした。
そして驚くとともに、羨ましいと思いました。
私が住んでいる北坂戸では、公園を移転して、その跡地に商業施設をつくる計画が進んでいますが、両方が併設されているとこんなステキになるんだなと北坂戸の現状を少し残念に思いました。

ちなみに、一緒にいた娘氏はこの光景を見て、「住みたい!」といっていました。
子どもは素直ですねー笑
私も正直、同感でした。

また、TOBU icourtの脇には「獨協大学コミュニティスクエア」なる建物もありました。
すぐ近くに大学があるのに、わざわざ敷地の外にこのような施設をつくるのは、きっと何か意図があるのに違いありません。
目的やどのような使い方をしているのかが非常に気になりました。
雨の日以外でも行きたくなる「松原児童青少年交流センターmiraton」

続いて、TOBU icourtから少し歩き、松原小学校の隣にある松原児童青少年交流センターmiratonへ。
車で目の前を通過して、おしゃれな外観が非常に気になった施設です。



バドミントンなど、軽スポーツができる小さな室内遊技場や創作スペース、自習スペースなどとして利用できるようです。
いわゆる公共施設ではありましたが、スタッフの方が若く、子どもからすると「お兄さん」「お姉さん」のように話しかけやすそうな雰囲気でした。


一般的な児童館といわれるような施設よりも明るく、おしゃれで、創造力を刺激されそうなつくりになっていました。
これなら雨の日でなくても通いたくなるような場所ですね。
特に雨の日でも体を動かせるちょっとした体育館があるというのは、個人的にすごくポイントが高いです!


ここでまたしても娘氏が「住みたい!」と口にしていました笑
私も同感です。
児童青少年交流センターのリーフレットに書かれていた「こどもを真ん中のまちづくり」を、まさに体現しているなという印象を受けました。

若い層の人にとって魅力に感じられるような地域にしていくためには、ソフト政策も重要ですが、やはりハードの持つ力は大きいと実感しました。
もちろん施設整備にはたくさんのお金がかかるので、何にどう使うかをよく考え、判断することが重要なのは言うまでもありません。
ただ不要なコストを削減するだけではなく、将来のために投資として使うことの重要性を感じたフィールドウォークでした。
また帰省の際にはゆっくり立ち寄りたいと思います。
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