まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!
2026年2月19日(木)、ご縁をいただき、青梅市の空き店舗活用について視察を行ってきました。
差しさわりない範囲で備忘録として書き留めておきます。
青梅市フィールドウォーク

まずは早めに現地入りして、青梅市役所にて情報収集。
フィールドウォークを行うときの基本として。
思いのほか、市街地に関する資料が少なめ。

東青梅駅からまち歩きスタート。
今回のテーマは「空き店舗活用」です。


事前にいただいたコースでは、青梅駅~東青梅駅を歩くことになっていましたが、一足先に逆のコースをたどって東青梅駅から歩いてみることにします。
全体としては、市役所や総合高校のある新しい雰囲気の東青梅駅周辺と、昭和レトロな雰囲気を押し出した一角のある青梅駅周辺というコントラストがおもしろいです。
個性的なお店が目立ち、ナショナルチェーンが少ないという印象を受けました。




これは一つのポイントかもしれません。
ナショナルチェーンがダメなわけでは決してないのですが、一か所に大きなお店などができて、そこに人は来ても他に回遊しないということが起こってしまうおそれがあります。
ナショナルチェーンがあったとしても、周辺に個性的なお店がたくさんある状況があることで、人の流れを地域に回すことができるのではないかと思います。

青梅駅前には「まちの駅」。
青梅市内の特産品が集められており、まちのセレクトショップという印象です。
市街地からは離れた場所にあっても、こうしたチャネルがあることで知ってもらうきっかけをつくることができます。
同じ地域内ではあっても、いわゆるアンテナショップ的な役割があることは重要だと思います。




青梅駅周辺には小さな飲食店の集まり、本屋、ゲストハウスなどがあり、多様なお店が街道沿いに点在しているのを見て回るだけでも楽しいです。
なかにはショールームを併設した家具屋さんの工場もありました。
一区画が奥行きがあって思いのほか店内が広くなっているのが特徴です。

歩きながら見て回るのは楽しいのですが、どうやってお店の中まで入ってきてもらうかは、別の工夫が必要かもしれませんね。
さらに言えば、お店で買ってもらう工夫も必要ですね。



街道から少し入った小径にも個性的な建物やお店がありました。
改装も自分でできるところは自分でというお話をたくさん聞くことができました。
逆に補助金などを使って改装費にお金をかけたり、毎月の家賃の負担が軽減されたとしても、続かずに残念ながら閉店してしまったお店もあるとのことでした。
補助金があるから、ではなく、なぜそこにお店を構えるのか、なぜそこでやるのかといったことをしっかりと考えることが重要なんですね。


街道沿いに小さなデザイン事務室を開いたデザイナーさんにもお会いして直接お話を聞くこともできました。
あえて街道沿いの目立つところに、お店のような事務所を開くことで、地元の方に知ってもらえるようになったそうです。
なかにはデザインの事務所とは分からずに、事務所の中に入ってくる人もいるとのことでした。
地域の中に自然に入っていくことは、むしろデザインという仕事にとっては当たり前のことという言葉が印象的でした。
街道から少し外れたところにある絹織物工業協同組合さんの一角にちょっとした賑わいが生まれていました。



絹織物工業協同組合さんが所有している建物を貸し出して、工房やシネマ、カフェなどとして活用されています。
異なる目的の建物が一箇所に集まることで回遊性と滞在性が生まれているのはすばらしい取り組みだと思いました。
ショッピングモールではなく、まちの中にシネマがあるというのがまたいいですね。
ランチは絹織物工業協同組合さんの旧石蔵倉庫だったものを改装したカフェ「繭蔵」さんで。



シチューにも惹かれましたが、蔵いっぱいに広がるスパイスの香りに抗えず、スパイシーカレーを注文しました。
スパイシー&フルーティーで付け合わせやセットの野菜たちも美味!
今度はぜひシチューや天然酵母パンも食べてみたい。

繭蔵の2階部分はハンモックがかけられていて、くつろぎスペースになっていました。
ギャラリーや音楽ライブ、ワークショップなどの会場として使われることもあるそうです。
今はもうつくれない、歴史ある建物だからこその雰囲気。
今ある建物を活かした空間活用を考える。
当たり前のことかもしれませんが、改めての学びとなりました。
お声かけ&企画いただいたSさん、Tさん、ありがとうございました!
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