まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2025年11月11日(火)、埼玉県立坂戸高等学校2年生の「まちづくり・地域ビジネス探究コース(MACHI探)」第8回を開講しました。

2025年度の2年生の「総合的な学習の時間」では、生徒さんたちが分野別に複数のコースに分かれ、探究プログラムを実施しています。
私はそのうち、「まちづくり・地域ビジネス探究コース」(通称「MACHI探」)を担当。
この日が第8回でした。

コース全体42人が、10のチームをつくり、それぞれの探究テーマを立てて活動しています。

【10チームの主な活動内容】
・ときがわ町の魅力発信
・吉見町の魅力発信
・第2回弥生祭
・坂戸産はちみつを使ったジェラート
・坂戸産はちみつを使ったプリン
・空き店舗を使って駄菓子屋さん
・子どもたちと町おこし

・他県の特産物を埼玉県の特産物で再現
・缶飲料を快適に飲む工夫
・校内に新たな自販機設置

ベイビーステップの達成状況報告

まずはチェックインとして「今回の活動で一番楽しかったこと」をペアで共有した後、恒例のベイビーステップの達成状況報告。

前回はかなり余裕を持ったこともあり、回答率がついに95%を超えてきました!

ベイビーステップの達成割合(「少しは達成できた」、「だいたいは達成できた」、「100%以上達成できた」の合計)はなんと97%を超える結果に。
「100%達成できた」割合もこれまでの最高記録です。
すばらしいです!

少しずつ目標の立て方や行動が伴ってきたのではないかと感じます。

また、生徒の皆さん自身がそれを実感してくれたら嬉しいですね。

回答率アップと達成割合の向上は、いまや私自身の密かな探究活動にもなっているので、最後までやり続けたいと思います。

「MACHI探」でプロジェクトに取り組む意味

MACHI探の授業としては残りわずかということで、前回も伝えたプロジェクトに取り組む意味を再確認しました。

・何をやったかだけでなく、そこから何を学んだか、自分にどんな変化が生まれたか、周りにどんな影響を生じたかに注目したい
・やろうとしたけどできなかった、うまくいかなかったら「失敗」ではない。やろうとした結果、何が起こったのかに注目したい
・自分の衝動ややりたいことに目を向けること
・自分と世界の関わり方を知ること、考えること(何に興味があるか、どんな人がいるのか、自分に何ができるか)
・行動した結果、どんなことが起きるのか
・その繰り返しから、自分のアイデンティティや衝動が生まれてくる

今回もやや暑苦しい時間でしたが、何かを感じてくれたら幸いです。

チーム別活動

残りはチーム別活動。
授業としては次回がラストなので、最後は発表会の予定です。
発表に向けた準備作業を行いました。

時間はタイトですが、これまで積み重ねてきたことを詰め込んで欲しいと思います。

作業中に、何人かの生徒さんとお話をすることができました。

授業を終えてもプロジェクトを続けたいというチームや、「弥生祭実行委員会2025」チームが来年3月に開催を予定している弥生祭に「出店したいです!」というチームもありました。
正直、めちゃくちゃ嬉しいです!

やらされるのではなく、自分たちでやりたいと思うことはどんどんやっていい。
そんな空気をつくっていきたいですし、それができる環境を地域につくっていきたいと考えています。

もちろん、授業が終わっても、私も探究パートナーとして一緒に活動していきたいと思います。

今後の探究活動も楽しみです!

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