まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2025年7月4日(金)、城西大学の地域連携センター様からお声かけいただき、「協創力演習Ⅱ」の授業で行われたグループ発表会に出席しました。

この科目は全学部に所属する2年生の必修で、今年度は大学から提示のあったいくつかのテーマに取り組み、城西大学をさらに魅力のある大学にするための提案を考えるという内容でした。

私が参加したのは、複数のテーマのうち、北坂戸にある「にぎわいサロン城西大学」の活用方法を考えるというもの。
1グループ6人×8~9グループが、5教室に分かれて発表が行われました。

差しさわりない範囲で発表の内容を書き留めておきます。

にぎわいサロンの活用方法に関する発表メモ

課題

  • にぎわいサロンや地域連携センターの認知度が低い
  • にぎわいサロンの場所が大学から離れた場所にあり、交通利便性が低い
  • 多くの学生が定期券外の場所にあり、交通費が負担
  • 広報活動が弱い
  • 大学との関わりが希薄
  • イベントの対象者が限定的
  • 北坂戸まで行くメリットが感じられない
  • 開業時間が、学生が大学にいる時間と重なってしまっている

他大学の参考になりそうな取り組み

  • オープンカレッジ
  • 出張授業
  • OB・OGとの交流会
  • 防災イベント
  • 異文化交流
  • こども大学
  • 生涯学習
  • 料理教室
  • フィールドワーク、体験講座
  • 地域資源を活かした新商品開発

提案

  • オープンカレッジ
  • 夏休みの宿題教室
  • 地域住民との交流イベント
  • 出張授業
  • 研究成果発表(食、健康、スポーツなど)
  • OB・OGとの対話イベント
  • 地域住民とのサークル活動

(感想メモ)

  • 学生がにぎわいサロンを訪れるには、「行きづらい」を上回る「行きたい」と思える理由が必要
  • 「北坂戸まで行くメリットがない」と言われたのは悔しいけど、現状はそのとおりだと思う
  • 学生の皆さん自身が、「自分が行きたい」という提案はあったか?
  • 坂戸市には高校が複数あるので、高校向けのオープンカレッジをにぎわいサロンで開催するのはおもしろい

まとめ

冒頭に書いたとおり、、「協創力演習Ⅱ」の発表会では、1グループ6人×8~9グループが、5教室に分かれて発表が行われました。
ということはつまり、約250人の学生の皆さんが、にぎわいサロンの活用方法を考えてくれたということになります。

最後に気になって「にぎわいサロンに行ったことがある方はいますか?」と聞いてみたところ、手を挙げた学生の方はゼロでした。
やはり知名度が低いということが大きな課題になっているようです。

ただ、地域連携センターの方も言っていましたが、少なくとも今回の演習を通じてにぎわいサロンを250人の学生に認知してもらったことは非常に大きいと思っています。
あとはいかに現地に足を運んでもらって、一つでも二つでもやりたいという提案を実施してもらえるかが今後のカギになりそうです。

北坂戸に住み、キタサカまちづくり部の活動をしている自分としては、こうした大学の取り組みとも連携しながら、キタサカに変化を生み出していきたいと思います。

城西大学の皆さま、ありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします!

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