まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2025年7月18日(金)、北坂戸駅の西口にある東京電機大学にぎわいサロンにて、「教養ゼミナールA」の学生発表会が開催されました。

これまでは大学内での発表でしたが、今回はにぎわいサロンで発表を行うことになったそうです。
お声がけいただきありがとうございます!
ほかにも市役所の方やURの方、地域住民の方も参加していました。

普段はあまり学生の方がにぎわいサロンに来ることは少ないので、この場所に学生の皆さんが来てくれたこと自体が嬉しい出来事でした。

当日は5つのグループの学生の皆さんから、主に坂戸市、東松山市の地域に関して調べた内容の発表がありました。
差しさわりない範囲でメモを書き留めておきます。

学生の皆さんからの発表

グループ①「比企地域と大学の関係」

・比企地域には複数の大学が立地しているのはなぜか?
・高度経済成長期の産業の移動と集積がきっかけになったのではないかとの仮説
・大学の立地には、広々とした土地と学びに集中できる静かな環境が必要
・地域側は、大学が立地することで文化的な雰囲気が醸成され、地域開発への期待もある

〇感想
・比企地域だけでなく、坂戸市も昭和40年代後半から人口が急増し、高校や大学が複数設立された。市史にも「学園都市」と呼ばれたという記載がある
・学びの環境があることを、もっとこの地域のアピールポイントにしてもいいのではないか

グループ②「食欲の赴くままに」

・坂戸市の個性的な飲食店の紹介
・中華屋さん メニューが豊富。ニンニクチャーハン
・ホットベリーさん オムライスと赤いメロンソーダがウリ
・ココノマさん 古民家をリノベーション。干物定食と日替わりスイーツがウリ
・ぽに-てーるさん 昭和レトロな喫茶店風。ナポリタンなど
・ハコハルカフェ 2024年10月頃にオープンしたオシャレなカフェ
・普段は高坂駅くらいしか使わず、あまり大学周辺のことを知らなかった。池袋ではない選択肢をもっと知りたい

〇感想
・大学と家との往復で、遊ぶのは都内ではなく、大学周辺地域で遊んだり食事をしたりできる場所がたくさんあることに目を向けてもらったのが嬉しかった
・もっと地元のお店を知りたくなった
・発表を聴いていてお腹が空いた笑

グループ③「街に息吹を 坂戸市が描く未来図」

・子育て世代にとっての魅力が少ない地域
・交流施設が不足している
・埼玉版スーパーシティプロジェクトにエントリーした(令和6年度)
・「eマップさかど」の取り組みと北坂戸の溝端公園での多世代交流拠点整備計画に注目
・空家・空店舗リノベーションの可能性

〇感想
・リノベーションまちづくりが県内の複数地域で展開されており、成果も生まれている
・空家バンクについては一定の成果が見られる(坂戸市役所)
・北坂戸駅周辺では空き店舗が増えているため、対策が必要

グループ④「梶田隆章を育てたまち」

・ノーベル物理学賞を受賞した梶田さんの出身地は東松山市
・高坂駅前のモニュメントを見て関心を持った
・身近な場所にも世界で活躍している人がいる
・梶田さんが地元を大切にしていることを知った

〇感想
・地元出身の世界で活躍している人とのパイプは貴重なつながりになる
・そういう人を知ることは地域を知る上で大事

グループ⑤「東松山市のサッカーと公園特集」

・「サッカーのまち東松山市」
・市内に2つのクラブチーム
・それぞれJリーガーを輩出している
・サッカーができるような公園も多い
・学生が選ぶ東松山市内の公園5選
 ①こども動物自然公園・・・動物、アスレチック
 ②岩鼻運動公園・・・体を動かすのに最適
 ③④上沼公園、下沼公園・・・季節の花などの景色がキレイ
 ⑤むらさき公園・・・近所にあるなんの変哲もない公園だが、安心して遊べる

〇感想
・東松山市がサッカーのまちというイメージはなかった
・イメージギャップは関心を惹く 

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