まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2025年12月23日(火)、先日(12/18)に引き続き、「城西大学経済学部×ますき工務店」の共同研究成果発表会に参加させていただきました。

同共同研究は、城西大学経済学部のB先生のゼミと、新座市にある株式会社増木工務店様が連携し、暮らしと小商いが融合した新しい街づくり「ナリワイテラス のきの根」に関するプロジェクトです。

この日は専門ゼミの3年生による発表会でした。(前回は2年生の発表)
「城西大学経済学部×ますき工務店」の共同研究成果発表会①に参加させていただきました(2025年12月18日) – まなびしごとLAB

差し障りない範囲で、当日の発表をお聞きしたメモと感想を書き留めておきます。

成果発表会(3年生)

●1グループ目の発表
「暮らしと働きを結ぶ小さな根っこ」
・想定業種 ①地産地消のお弁当屋、②美容院・理容院

【メモ】
・地域の特性を踏まえつつ、小規模・家族経営でも成り立つビジネス
・本業を持ちつつ、副業的な形態からスタート
・地域密着型
・軽井沢のような地域自体に人を呼ぶ力がある地域とは違い、住宅地で人を呼ぶためにはどうしたらいいか

●2グループ目の発表
「のきの根から始まる しあわせな街」

・想定業種 花屋

【メモ】
・「一輪のバトン屋 ハレの日を育む 街の花屋」
・コンセプト、プレゼンがすばらしい
・安定した需要確保のため、保育園、小中学校の年間行事需要を狙いたい
・店は集客装置

●3グループ目の発表
「暮らしの根と仕事の根がつながる場所」

・想定業種 喫茶店

【メモ】
・カフェではなく、「喫茶店」へのこだわりが興味深い
・喫茶店の方が親しみやすく、おしゃれ

感想

前回の2年生に比べて、3年生はやはりさすがです。
プレゼンの仕方や内容もすばらしかったです。

なかにはビジネスモデルが強調されたものもあり、私も大きな刺激を受けました。

僭越ながら、講評担当として少しコメントもさせていただきました。

儲かることを考えることは悪ではなく、事業を続けるためには大事。
利益度外視で続けられなくなってしまっては、せっかくできたつながりやコミュニティがまた失われかねないからです。
なので、儲けること「も」、地域とのつながりと同じくらい大事ではないかというお話をお伝えしました。

また、前回、2年生に「将来的に自分でお店をやってみたい人?」と聞いてゼロだったので、3年生にも聞いてみました。
するとわずかですが、手が挙がりました。
特に熱のこもったプレゼンをしていた方だったので、やはりという気がしました。
それだけ自分事として考えられていたのだと思います。
問題を自分事として捉えることの大事さを感じました。

この日は城西大学、増木工務店の皆さまのほか、金融機関やメディアの方々もお越しになっていました。
今回のプロジェクトをきっかけに貴重なご縁もいただくことができました。

改めて城西大学の皆さま、増木工務店の皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました!

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