まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!
2025年5月15日(木)、坂戸市立歴史民俗資料館でおもしろそうな展示をやっていることを伝え聞いたので、そのままの勢いでさっそくお邪魔してきました。

企画展示のタイトルは「酒と坂戸と人々と」。
なるほど、ちょっとおもしろそうです。
歴史民俗資料館の存在自体は知っていたのですが、訪れるのは初めてだったのでワクワクしながら出かけました。
勝呂小学校の旧校舎を活用した歴史民俗資料館

坂戸市立歴史民俗資料館は昭和13年(1938年)に建てられた勝呂小学校の木造旧校舎を移築して、昭和55年(1980年)に開館したそうです。
ということは築90年近い建物なんですねー。
なかなか趣のある建物でした。
少子化でいろいろな地域で小中学校や高校の統合が進んでいるので、閉校した校舎の活用方法がますます課題になってくるなあと思いながら中に入ります。
企画展示「酒と坂戸と人々と」

企画展示「酒と坂戸と人々と」は1階のロビースペースでの展示でした。
坂戸との関わりはそこまで強調されてはいませんでしたが、酒の誕生や社会での機能、酒造りの産業や文化、歴史について学べる機会になりました。

お酒はあまり嗜まないのですが、酒造りの文化には興味があるのでおもしろかったです。
最後に「職員おすすめ」のお酒が紹介されていて、お酒好きな職員さんのこだわりが感じられるのがいいですね!

旧木造校舎の魅力に触れられる
せっかくなので2階も見学させていただきました。
1階から2階への階段の踏板が広く、雰囲気もすごく素敵です。
そのままの表現になってしまいますが、まさに「木造校舎」という印象でした。

2階は旧校舎の雰囲気が強く感じられました。
やっぱり木造は落ち着きますね。
正直、今の一般的な小学校の建物よりもずっといいなと思います。



展示そのものだけでなく、木造の建物の持つ雰囲気にすごく魅力を感じました。
展示室内には畳敷きのスペースもありました。
ちょうどこの日の午前中に、居場所づくりについての話題があったのですが、畳敷きの空間を見てビビッときました。

「そうだ、畳のスペースをつくろう」
やっぱり畳があると落ち着くので、くつろいだ過ごし方ができるのではないか。
そんなイメージが湧いてきて、すごくワクワクしました。

思い切って訪れてよかったです。
ちなみに余談ですが、昨年度に開催された企画展示「僕と・私と学校のあゆみ」の資料の中に、市内の小学校の変遷をまとめた図が掲載されていました。


これなんか非常に勉強になります。
もっともっと坂戸のことを知らないといけないなという気持ちになり、地域探究の意欲が高まりました。
坂戸市のことを知るなら、坂戸市立歴史民俗資料館に一度は行ってみるといいかもしれません。
キタサカまちづくり部とは

2023年7月18日から「キタサカ探究部」を個人的な探究活動として続けてきました。
私が住んでいる北坂戸駅周辺には空き店舗が非常に多く、年々にぎわいが減少していくことに寂しさと一抹の不安を感じていました。
せっかくなら自分が住んでいる地域は元気な方がよい、ということで、まずは一人で動きはじめましたものです。
幸い、昨年あたりから北坂戸周辺で活動している組織・団体・個人の方々とのネットワークが急に広がりましたので、このあたり一帯に変化の兆しのようなものを感じるようになっていたということもあります。
まちづくりはまずそのまちのことを知ることから始めるというのが持論。
地道に活動してきたことで、坂戸CCCなど新たな取組にもつながり、少しずつ雰囲気が変わってきたという実感を得ています。
並行して「坂戸まちづくり部」という名称も使用していましたが、線引きが難しいので原点に立ち戻り、まずは自分の地元での取組に注力するという意味を込めて、「キタサカまちづくり部」に統一して今後は活動を続けていきたいと思います。
ちなみに「キタサカ」とあるのは、「シモキタ」と似ているので、恐れ多いですがそんなおもしろいまちになっていくといいなーという想いを込めて、北坂戸の愛称として「キタサカ」が定着すればいいなと思っています。
ぜひ「キタサカ」をよろしくお願いいたします!
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