まなびしごとLABの風間です。
こんにちはー!

2025年5月5日(月)、坂戸市にある永源寺で行われた釈尊降誕祭にいってきました。

坂戸市の指定無形民俗文化財にも登録されているお祭りで、地元の方からは「お釈迦さま」と呼ばれているそうです。(妻談)

釈尊降誕祭の由来

由来書きには次のようにありました。

「坂戸のお釈迦さま」として親しまれている永源寺の釈迦降誕祭は、お釈迦さまの誕生日を祝うお祭りです。本堂前に設けられる花御堂の誕生仏に、竹のひしゃくで甘茶をかけて祈願する「花祭り」の行事で、毎年五月に行われます。
徳川家の重臣であった嶋田家は、徳川家康の関東入城に従い、坂戸を初領地として与えられました。慶長八年(1603年)嶋田利秀入道永源が、嶋田家の菩提寺として永源寺を創建しました。以降、嶋田家は江戸幕府の要職を歴任しましたが、寛文二年(1662年)嶋田忠政が長崎奉行を勤めたとき、中国伝来の降誕釈尊仏などを永源寺に納め、これを契機に釈迦降誕祭が始められたと言われています。
その後、永源寺の第20世住職となった黙室良要禅師により七堂伽藍が整備され、文化十年(1813)には「花祭り」として盛大に行われ、「坂戸のお釈迦さま」として関東一円に知られるようになりました。
誕生仏に甘茶をかけた竹のひしゃくで、桑に水をまくとご利益があると信じられ、「お釈迦さま」の売上で坂戸の景気が左右されるとも言われました。「お釈迦さまに雨が降ると坂戸では蚊帳がつれぬ」ということわざが残っています。(坂戸市教育委員会)

「お釈迦さま」の売上で坂戸の景気が左右されるというのはおもしろいですね!
それほどまでに地域での影響力が大きいお祭りということなんでしょうね。

かつては別の日に開催されていましたが、現在は毎年5月5日に開催されるようになっているそうです。

「坂戸の景気を左右する」お釈迦さま

実際に訪れてみると、「坂戸の景気を左右する」というのはあながち誇張ではないのかもしれないと思うほど、境内の中も外もすごい人と出店の数でした。

正直、それほどでもないだろうと甘く見ていました。(すみませんm(__)m)

長く地元に住んでいると思われるご高齢の方から、小中学生と思われる子どもまで、老若男女の人たちの姿が見られました。
地域で長く続いてきた伝統のお祭りにありがちな、「その日そこに行くのは当たり前」のような雰囲気を感じます。

外からやってきた私からすると、異様にも思えるほどの「当たり前」に来ている印象でした。

にぎやかな音や派手な動きがそれほどあるわけでもなく、落ち着いた雰囲気なのに、異様な人の数と動きが印象的で、どちらかといえばイベントというよりも、初詣に近いです。
長く続く年中行事ということなんでしょうね。

初めてでしたが、すごくおもしろくて、これから毎年行きたいという気持ちになりました。

もちろん、大人も子どもも楽しめる出店もたくさん出ていました。

同じく初めての息子氏は、射的で的が倒れずに悔しがっていました。

私は永源寺近くのcafe choco teaさんで、「たぶん日本一種類が多い」というフラッペを楽しみました。
(ちなみに頼んだのは、コーヒーゼリーまっちゃチョコミルク)

坂戸市民として、大切にしたい地域のお祭りです。

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