まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2026年3月4日(水)、鳩山町ふれあいセンターで開催されたセミナー、「マイクロデベロッパーに学ぶ地域での遊休不動産利活用のポイント」に参加しました。

講師は館山市でマイクロデベロッパーとして活動されている漆原秀(しげる)さん。

非常に興味深いお話をお聞きすることができました。
ぜひ今後の地域の活動にも活かしていきたいと思います。

差しさわりない範囲で、メモした内容を整理しておきます。

マイクロデベロッパーに学ぶ地域での遊休不動産利活用のポイント(講師:漆原秀さん)

●マイクロデベロッパー、マイクロデベロップメントとは

・不動産投資とその物件の運営を通じて、暮らしとまちの価値をあげる活動をする人
・個人の投資で可能な範囲の小さな開発
・まちの中に「点」を打ち、その点を「線」「面」にすることでエリアが変わっていく取り組み
・参考記事
新店ラッシュの千葉県館山市で何が起きてる? 一人の大家から“自分ごと化できるまち” へ | スーモジャーナル – 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト

●館山市概況

・館山市 人口 約43000人くらい
・旧安房郡の3市1町(館山市、南房総市、鴨川市、鋸南町)で約12万人
・市の人口では20代が少ない →進学や就職で流出
・高校からの進学先が医療系の専門学校しかない
・人口は減っているが、世帯数は増えている
・東京だけが生き残るわけではなく、地方部には人が残る小拠点が存在する。そこにワクワクする場所をつくること
・「消滅可能性都市」ではなく「超絶可能性都市」である

●ミナトバラックス

・海上保安庁の元宿舎をコミュニティ型賃貸住宅に
・移住者が多い
・普段から住人同士の交流があることで、災害時にも自然と集まり、助け合いが起こる
・コロナ禍にシェア畑も始めた

●マイクロデベロップメントの特徴

・利用シーンを段階的に想像し、地域に必要なものをつくっていく
・まちのどこになにがあったらいいかを考える
・路地裏ではやらない
・目立つ場所「角」に点を打つ
・建物オーナーと事業オーナーの分離
・まちにあった方がいいものをつくり、できる人に譲る(担い手、仲間が増える)
・チューニングが大事。現場でしかできないこと、気づけない学びがある

●まちづくり

・まちづくりとは、「気持ちよくつながっていること」
・まちづくりを推進できる人は誰か?
・イベントを重ねるごとにニューカマーが現れ、新しい人と新しい関わり合いが生まれている
・若者がいないなら呼べばいい プロセスから関わってもらう
・駅前のsPARKは諸事情により閉鎖することに
 → 高校生が自主的に居場所づくりプロジェクトを立ち上げた
・次の人、世代へのインスパイア
ロマンはソロバンをうまくさせる
居場所と出番をつくる
・日常に登場人物が多いと心強い、地域に愛着がわく
・大きなことはできない 今いる場所で角度を1度変えてみると、数年後にはまったく違う場所にたどり着く
・一つの課題に対して、一つの手法で解決しようとすると難しい
 → 複数の課題を、複数の手法で解決するという発想

感想メモ

・最初の点をどこに打つか、そして1棟買い。
・コミュニティ型賃貸住宅
・居場所と出番

特に「コミュニティ型」というキーワードは住宅に限らず、これからの地域での活動においてはいろいろな領域でカギになってくるのではないかと思います。

また、プロセスから関わってもらうというのは居場所だけでなく、出番(役割)もあることで自分事としての関わりが生まれるということだと思います。
プロセスから関わってもらうやり方は私も普段から心がけていることなので、改めてその重要性に気づくことができました。

自分の関わる地域で実践できることはどんどん取り入れていきたいと思います。

セミナー終了後は懇親会にも参加しました。

近隣地域で活動する皆さまともお話できて楽しかった。
地域で活動する人間にとって、こういう地域内と地域を超えたつながりは貴重ですね。

漆原さん、お誘いいただいたトヨさん、参加者の皆さま、ありがとうございました!

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