まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!
2025年11月3日(月・祝)、北坂戸駅西口の北坂戸団地にて、「北坂戸団地文化祭 UNLIMITED」が盛大に開催されました!
ちなみにイベント名としては正式には「北坂戸団地文化祭」なのですが、今回は坂戸高校生や小さな仕事づくり塾関係者、地域事業者の方々にもご協力いただき、今後につながる共創型の文化祭にできるのでは、ということで勝手に私が命名したのが「北坂戸団地文化祭 UNLIMITED」です。
北坂戸団地商店街や北坂戸駅周辺には空き店舗が増えていますが、これらを課題として見るのではなく、無限の可能性のある資源として考えよう。
また、出店してくれる高校生や小さな仕事づくり塾メンバー、地域事業者の皆さまにも、これから無限の可能性がある。
そんな意味も込めています。
当日はお天気は良かったのですが、風が非常に強く、予定より少し早めに終了となりましたが、たくさんのお客さまに足を運んでいただくことができました。
以下、当日の様子を振り返ります。
空き店舗を使った「坂高生のお店」

今回の大きな見どころの一つは、空き店舗を使った「坂高生のお店」。
坂戸高校2年生の総合的な探究の時間の「まちづくり・地域ビジネス探究コース(MACHI探)」を受講している6つのチームの皆さんが参加してくれました。
出店チーム
【チーム1】
空き店舗を使った駄菓子屋プロジェクト
駄菓子の販売
【アオキーズ】
子どもたちと町おこしプロジェクト
民間学童の子どもたちにつくってもらったビーズアクセサリーの販売、スライムづくりワークショップ
【SAKADO‘s COOKING】
他県の特産物を埼玉県の農作物で再現プロジェクト
里芋を使ったお菓子の販売。
【YTKM】
坂戸産はちみつを使ったプリン開発プロジェクト
坂戸市産のはちみつを使ったプリンの販売
【チーム食べ盛り】
坂戸産はちみつを使ったジェラートプロジェクト
坂戸産はちみつを使ったジェラート「Bee Happy」の販売
【弥生祭実行委員会2025】
第2回弥生祭プロジェクト
来年開催を予定している弥生祭の第2回の予行を兼ねての参加。
今回は北坂戸団地文化祭に出店する坂戸高校生チームのチラシを作成してくれました!(ありがとうございます)
「坂高生のお店」にたくさんの方にお越しいただきました
「坂高生のお店」では、坂戸市産はちみつを使い、市内のPAOPAOさんにつくっていただいたプリンが開始直後から大人気!
なんと約40個のプリンが開始30分で売り切れてしまいました。
食べた方からは「めちゃくちゃおいしい!」と言っていただけて高校生たちも喜んでいました。
後から来て、「食べたかった」といっていただいたお客さまにも申し訳ありませんでした。


同じくはちみつジェラート「Bee Happy」も終始売れ続け、最終的にはなんと100個以上も購入いただきました。
「100個を目指そう!」と最後までがんばっていた姿が印象的でした。



はちみつをご提供いただいたOe Honey Baseさんやラベルデザインを手がけていただいたかりそめさんにもご賞味いただき、「おいしい!」と喜んでいただけてよかったです。
里芋を使った鹿児島のお菓子「うんだもしたん里芋じゃ」も物珍しかったのか、あっという間に売り切れていました。
おもしろい名前で興味を惹かれました。
手づくりの看板もよかったですね!



売り切った後は「歩く広告塔」になって、宣伝してくれました!
(寒い中、ありがとうございます!)

民間学童にじそらクラブさんに通う子どもたちにつくってもらったビーズアクセサリーも完売。
スライムづくりは子どもだけでなく、大人も一緒に楽しんでいましたね。
殺風景な空き店舗に、手づくりで装飾も施してくれました。
こうした細かい配慮がさすがでした!




ちょっと意外な発見があったのは駄菓子屋さん。
子どもにももちろん人気でしたが、大量にまとめ買いしている高齢者の方々もいました。
駄菓子の意外なニーズがあることに気づくことができました。

初めての機会でしたが、皆さん最後までがんばりました!
ありがとうございました!
個人的には最後に集合写真を撮り忘れてしまったのが痛恨の極みです・・・。
小さな仕事づくり塾メンバーによる初出店

小さな仕事づくり塾の受講生の皆さまも、強風に負けじとパワフルでした。
着物の生地などを使った小物や車の困りごと相談、シネマカフェなど、それぞれの好きや得意を活かした初出店。
講座が始まってまだ1ヶ月ちょっとですが、さっそく具体的な形にすることができました。
それぞれ出店ブースにお越しいただいたお客さまとお話をしたり、購入いただいたりとコミュニケーションも楽しんでいました。


こちらも強風のため、早めに店じまい。
終了後はみんなで集会所に移動し、シネマカフェで映画鑑賞を行いました。
古い映画関係のパンフレットなども見応えがあり、シネマ資料館としての展開も考えられそうですね。



もう一つの空き店舗を使った地域事業者の方とのコラボ出店

もう一つの空き店舗では、アロマデザインカフェアンジーの戸田さん、みんなのおくちデンタルの齊藤さん、スタッフの皆さまにご出店いただきました。

ちょっと奥まっていたので人の通りは少なかったのですが、はちみつレモネードや歯科相談、歯ブラシ販売、グッズのつかみどりなど、ユニークなご出店をいただき、感謝です。
※なお、2つの空き店舗の利用については、UR都市機構様のご協力をいただいています。
軽トラ市や恒例の餅つき、太鼓などのステージイベントも大好評

10時からは地元生産者の皆さんによる軽トラ市。
毎月第2、第4火曜日に定期開催されていますが、今回は北坂戸団地文化祭の特別版。
開始直後から多くのお客さまが押し寄せていました。
そして北坂戸団地文化祭といえば、自治会の皆さまによる「餅つき」。
搗きたてのおいしいお餅を味わうことができるとあって、今回も行列が途切れませんでした。


太鼓やよさこい、ダンス、フォークソングといったステージイベントも会場を沸かせてくれました。

東京電機大学にぎわいサロン周辺でも手づくり商品の販売やフリーマーケットなどが行われました。

強風の中、皆さま、お疲れさまでした!
まとめ(今後に向けて)
なかなかまとめきれていませんが、これまで取り組んできたことが一つに集約するようなイベントが実現できてすごく良かったと思います。
ただ、今回はゴールではなく、むしろスタートだと思っています。
今、同時並行的にいろいろなところで動き出しているものが、やっと外に出てきて、見えるようになってきたところだと考えています。
イベントとして具現化したことで、今後やらなければならないことや次のステップが見えてきました。
関係者の皆さまにとっても、私自身にとっても。
そういう意味では今後につながる大きな可能性を感じることができました。

ご協力いただきました北坂戸団地自治会の皆さま、商店会の皆さま、UR都市機構の皆さま、坂戸高校の皆さま、小さな仕事づくり塾関係者の皆さま、ご出店いただいた地域事業者の皆さま、本当にありがとうございました!!
そして今後ともよろしくお願いします!
※また、当日は北坂戸団地文化祭の様子を埼玉新聞の記者の方に取材いただきました。
おそらく記事になるだろうとのことなので、そちらも楽しみにしたいと思います。
新聞に掲載されましたら改めてご報告させていただきます!
(掲載されなかったらごめんなさい・・・)
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