まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2025年12月21日(日)、「マナビバ!本屋ときがわ町」で、ゆる読書会を開催しました。

今回のテーマは、今年一番インパクトがあった本」でした。

「本屋ときがわ町」とは、2019年4月から、ときがわ町役場本庁舎前の起業支援施設で毎月第3日曜日に定期開催しているイベントです。
2025年1月から、「マナビバ!本屋ときがわ町v.3」としてリニューアルしたことに伴い、恒例イベントとして毎回、ゆる読書会を開催しています。
本好き、学びたい人が集まる場、ひいては本屋づくりに向けた活動の一環として、記録しておきたいと思います。

ゆる読書会「今年一番インパクトがあった本

今回のテーマは今年一番インパクトがあった本」。

今回の参加者は、山崎師匠、関根さん、あいかさん、私(風間)の4人でした。

軽く趣旨説明をした後、順番に持ってきてもらった本の紹介をしてもらいました。

山崎師匠の「今年一番インパクトがあった本

『才能をひらく編集工学』
・著者の安藤昭子さんは「編集工学」という言葉を生み出した松岡正剛さんの弟子
・本をつくるために必要な知識の学び直しとして
・「編集」とは?
・かつては編集者の属人的な営みで体系はないとされていた
・編集を「工学」として体系的なものにまとめたのが「編集工学」
・バラバラな素材を一つに束ね、ナラティブなものとして再構成する
・属人的な編集は、独裁的で効率的だが、主観が強く反映される

●関根さんの今年一番インパクトがあった本

『読んでいない本について堂々と語る方法』
・『勉強の哲学』の中で紹介されていた本
・そもそも本をちゃんと読んでいるのか
・どうなれば「本を読んだ」といえるのか?
・勇気づけられた
・人間は本のようなもの
・紙の本でなければいけない理由は何か?
・紙の本を出すことが希少な時代になっていくのでは
・100年残すとしたら?

(山崎師匠)
・紙の本は場合によっては負の財産になりうる
・100年残すのに一番いいのは和紙の本にすること
・データは保存は残っても、再生できる媒体がなくなると中を見ることができなくなるリスク

●あいかさんの今年一番インパクトがあった本

『自分の軸で生きる練習』
・人が本当に求めているものを突き詰めるということに尽きる

※この後、用事があるとのことで一瞬だけのご参加でした。立ち寄っていただきありがとうございました!

●風間の今年一番インパクトがあった本

『冒険的な組織のつくり方』
・これまでの組織や経営は軍事的世界観が根強かった
・不確実な時代においては、冒険的な世界観を取り入れていく必要がある
・探究学習においても大事な考え方だと思う
・目標からの逆算ではなく、現在の積み重ねから偶発的に起こることに対して修正していくやり方もある

『学びのコミュニティづくり』
・来年探究したいテーマ
・サード・ラーニング・プレイスという着想のきっかけになった本
・個人の学び(ファースト・ラーニング)、学校や会社といった組織(セカンド・ラーニング)ではない、多様な他者との偶発的な学びを考えてみたい

年内最後の読書会ということで今年を締めくくる回になりました。
来年も続けていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!

次回は2/15(日)11:00-12:00、マナビバ!本屋ときがわ町で開催予定です。
※1月は恒例?のだるまワークショップのため読書会はお休みです

テーマは「〇〇」です。(未定。決まりしだい、お知らせさせていただきます!)
ご参加を楽しみにしております!

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