まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2025年11月16日(日)、「マナビバ!本屋ときがわ町」で、ゆる読書会を開催しました。

今回のテーマは、『自分が著者になって本を書いてみたいと思うテーマ』に関する本」でした。

「本屋ときがわ町」とは、2019年4月から、ときがわ町役場本庁舎前の起業支援施設で毎月第3日曜日に定期開催しているイベントです。
2025年1月から、「マナビバ!本屋ときがわ町v.3」としてリニューアルしたことに伴い、恒例イベントとして毎回、ゆる読書会を開催しています。
本好き、学びたい人が集まる場、ひいては本屋づくりに向けた活動の一環として、記録しておきたいと思います。

ゆる読書会「『自分が著者になって本を書いてみたいと思うテーマ』に関する本

今回のテーマは『自分が著者になって本を書いてみたいと思うテーマ』に関する本」。

今回の参加者は、山崎師匠、あいかさん、関根さん、ユカさん(妻)、私の5人でした。

軽く趣旨説明をした後、順番に持ってきてもらった本の紹介をしてもらいました。

山崎師匠の「本を書いてみたいと思うテーマ本」

『豊臣秀長』
・来年の大河ドラマの主人公
・これまでは人に頼まれて書いた本ばかりだったので、今後の人生では自分の本を書いていきたい
・複数構想があるうちのテーマの一つ
・秀吉の弟で調整能力に優れていた人物
・秀長がいなかったら豊臣秀吉は天下をとれなかっただろうといわれている
・もし秀長が亡くならずに(50代で亡くなった)長生きしたら歴史がどう変わるかということに関する本(歴史if)

●あいかさんの本を書いてみたいと思うテーマ本」

『自然菜園』
『いつもの畑で収穫2倍!』
『野菜づくり大事典』

・家庭菜園に関する本
・本を参考にしながら、自分なりに5年ほど実験を繰り返して編み出したやり方
・小さくてもできるやり方
・伝えたいことは「自分で食べ物をつくるということ」
・自分で食べ物をつくれる人を増やしたい
・「小さくはじめて、大きくせずに、長く続ける」比企起業大学のマインドが、そのまま家庭菜園にも活かせる

●ユカさんの本を書いてみたいと思うテーマ本」

『おひとりさまホテル』
『自分と丁寧に向き合う週末セルフリトリート』

・ツアーにリトリート要素
・想定読者は都内で働く疲れた女性
・旅本、女子一人旅、リトリート
・旅行本コーナーに置きたい

『江戸式マーケ』
『秩父地方の民俗』

・昔あったことをそのまま伝えるだけでなく、人生に活かせる学びを得られる
・COTEN RADIOのような
・愛社精神を育むためにローカルリーディングの手法が活かせるのではないか
・地域の中小企業がターゲット

●関根さんの本を書いてみたいと思うテーマ本」

『後世への最大遺物』
『論語物語』

・100年残る本を書きたい
・そのためには文庫になるような本
・残る本には共通点がある
・誰かが話したことを、本人ではなく別の誰かが書いた本が残りやすい
・誰かに書きたいと思ってもらうことが大事
・「哲学」のような本
・地域でこじんまりと生きていくという哲学、生き方

(山崎師匠)
・自分で書く本は、自分が書きたいことを書いてしまいがち
・文庫になるということは、何十年も売れ続けるという前提がある

●風間の本を書いてみたいと思うテーマ本」

『学びのコミュニティづくり』
『学びが地域を創る』

・公教育と私教育の間の「共教育」について
・受け身の教育ではなく、主体的な学び
・学びのためのコミュニティ、学習の第3の場所
・個性は地域教育によって育まれる
・しごとの本は書いた(『地域でしごと まちづくり試論』)ので、次はまなびの本を書きたい
・まずは来年、このテーマで連載を書いてみたい

(山崎師匠)
・地域教育は、地域に起業家が生まれることにつながるのでは

今回のテーマは非常に学びや気づきも多く、楽しい会になりました。
参加いただいた皆さまからも好評でした。
喜んでいただけて嬉しいです!
ありがとうございました。

次回は12/21(日)10:30-11:30、マナビバ!本屋ときがわ町で開催予定です。
テーマは「今年読んだ本の中で一番良かった本」です。
ご参加を楽しみにしております!

補足:山崎師匠による特別講座「ミニ起業家のための出版活用セミナー ~あなたのビジネスにどのように出発物を活用するか~」

読書会は午前のみでしたが、この日の午後には山崎師匠による特別講座「ミニ起業家のための出版活用セミナー ~あなたのビジネスにどのように出発物を活用するか~」が開催されました。

午前に続き、もし今本を書くとしたらというワークがあったため、書きたい本に関する具体的なイメージを膨らませることができました。

その中で気付いたのは、仕事は同時並行的に複数のことを進めることはできますが、本を書こうとしたら複数の本を同時に書くことはできないので、自然と一つに絞られるということでした。
仕事において選択と集中はなかなか難しいものですが、思わぬところで一つに絞ることができてしまったのです。

つまり、これが現状では私がもっともやりたいと考えていることなんだなということに気づくことができました。

ちなみに企画案で出てきたタイトルは、「サード・ラーニング・プレイス」
オルデンバーグさんの「サードプレイス」をもじったもので、午前中の読書会で取り上げた「学びのためのコミュニティ」、「学習の第3の場所」を意識したタイトルです。

実際に本を書くことになるかどうかまでは分かりませんが、まずは来年、自分で連載を書いてみようと思っています。
当初は月1回を予定していたのですが、山崎師匠からのアドバイスで月2回記事を書くことになってしまいました笑

12月を残して、すでに来年の目標が決まりました。
来年に向けて、まずは連載の企画を練っていきたいと思います!

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